仕事選びはホーム感覚の居心地
仕事を選ぶポイントで単純に"居心地の良さ"
ベースキャン地のようなホーム感覚が得られるのを、重きに置くのも良い!
なにも仕事は、やれ収入だ!やっぱり福利厚生だ!でなくても、居心地の良さを感じるかどうかの、一点だけでもいいんじゃない?って話し
「心地よさ」を感じる仕事上の居場所とは
X理論、Y理論で世界的に有名なマグレガーも、その後継者であるシャインも経営学者でありながら組織心理学者でもあり、ともに心理学を随所に取り入れた経営論を展開しています
そのシャインが提唱したのが、キャリアアンカーと言う概念です。それは、文字通りに言えば錨を下ろす場所、すなわち長年にわたる仕事生活において、より所となるものを指します
シャインは様々なビジネスパーソンに仕事生活に関するインタビューをして回りました
人それぞれに自分の物語があり、いろんな思いをエピソードを交えて語ります
インタビューを重ねるうちに、シャインはあることに気づきました
それは、誰もがある種の仕事をしているときには、他の仕事をしている時よりも安全な港に停泊してるように感じると言うことです
ここが自分の居場所だといった感覚を持ちます。そうした感覚を与えるものをキャリアアンカーと名づけました
8つのキャリア・アンカー
キャリアアンカーは次の8つに分類されます
①専門コンピタンス…特定の分野でひたすら向上したい
②経営管理コンピタン…管理職になり、人や組織のマネジメントをしたい
③安定…何よりも安定した経歴を確保したい
④起業家的創造性…あなたの事業を立ち上げたい
⑤自律/自立…組織に縛られるのが嫌いで、自分の納得のいくように動きたい
⑥社会への貢献…何とか社会に貢献したい
⑦全体性と調和…仕事に励みながらも、家族と一緒に過ごしたい、ある場所で暮らしたい、あるいは趣味など個人的な目標を追求したい
⑧チャレンジ…何かに挑戦し続けたい
あなたのキャリアアンカーは何でしょうか?
どんな仕事をしてる時に充実感を感じるでしょうか?
時が経つのも忘れるくらいに没頭した仕事(夢中になっこと)は何だったでしょうか?
仕事や職場に関して、あなたが特に嫌だと感じるのはどういうことでしょうか?
そんなふうにじっくりと自問自答することで、あなたにとってのキャリアアンカーを見極めることを、ぜひおすすめします