飲食効果で【人】を攻略!

どうも!たかびこです

梅雨入りしたいみたいですねっ

雨がすごっ

 

ということで早速いきましょう!

今回は、皆さん大好き食事のこと

 

商談、会議、デート・・etc

人と対話するなら可能な限り飲食しながらの空間を共にしよう!

飲食しながらの【ながら食い対話】がもたらす心理的効果を解説したいと思います。

 

飲食の効果

商談で飲食を共にすることの意味を2つあげられますか

接待には2つの心理効果がある

商談を進める際に、飲食をしながら打ち合わせるということがよく行われます。

 

それにはどんな意味があるのでしょうか。

 

多くの人が思い浮かべるのは

「ご馳走してもらったら、何らかのお返しをしなければならない」

という心理が働き、相手方の要求を受け入れやすくなる、という心理的負債感の効果でしょう。

 

それは、もちろん正解です。接待をする側も、そうした心理効果を狙っているといえます。

 

でも、それ以外に、もう一つの大切な意味があります。

 

それは、飲食中は相手の説得を受け入れやすい心理状態になるといった心理効果です。

 

ご馳走してくれた相手からの説得でなくても、第三者の説得も受け入れやすいのです。

 

これは心理的負債の効果では説明できません。

 

このことは、案外多くの人たちが見逃しているので、ぜひ心に留めておきましょう。

 

半信半疑の人もいるでしょうから、この効果を検証した実験をみてみましょう。

 

飲食中は相手の言い分を受け入れやすい

 

心理学者ジャニスは、本当に飲食中には他人の説得を受け入れやすい心理状態になるのかを確かめる実験をしました。

 

それは、一般にはあまり受け入れられていない論点を含む文章をいくつか読ませ、それに影響を受けるかどうかを調べたものです。

 

その際、読み手の半分はコーラを飲み、ピーナッツを食べながら説得本を読み、残りの半分は何も飲食せずに読みました。

 

事前に各自の意見を聞いており、説得を読んだ後に説得文の方向に意見が変わったかどうかを調べました。

 

その結果、どの説得文に関しても、飲食しながら読んだ人たちの方が、明らかに説得分が主張する方向に意見を変えていました。

 

説得本を書いた人とコーラやピーナッツをくれた人は別人で、何の関わりもないので、そこに心理的負債効果は働いていません。

 

ここからわかったのは、飲食中は説得されやすい心理状態になるということです。

 

ランチミーティングなど、特に接待でなく、割り勘で行うこともあります。

 

それでも飲食中に被説得性が高まるといった心理効果により、お互いに相手の意見に耳を傾け、相手の言い分を聞き入れやすい心理状態になる。

 

和気あいあいとした雰囲気で交渉が進むといったことが期待されます。

 

なるべく、大切な話であればあるほど、飲食を楽しめる空間にて会話するのがよいですねっ

ついでに、格別美味しいメニューのほうが、さらによさそうなイメージがありますねっ!