上司は部下に期待しよう!
どーも!たかびこです!
今回は会社の上司向けの記事になりますかねっ
自分の部下の能力を伸ばしてあげたいとすれば
君なら【やれる!できる!可能だ!】と期待してあげることですね
根拠といえば、人は期待されると能力を発揮できるという臨床心理の結果ですかね
言葉だけだと薄っぺらすぎて、ダメですよ!【期待】することの心が大切なんですよ
どんな効果が立証されているのか早速みていきましょう!
人は期待されると伸びる
期待することの効果は、ピグマリオン効果という用語で広く知られていますが、関係性が重要な意味を持つ日本の組織では、上司が部下に期待することの効果は大きいと考えられますよね。
ピグマリオン効果とは、期待する方向に相手が変わっていくことを指します。
もともとは、心理学者ローゼンタールが小学校舞台で行った実験で、
「この生徒たちは知能が高いからこれからぐんぐん伸びるはず」
と信じ込まされた教師たちの期待の視線を感じ、その生徒たちの成績が、実際に他の生徒たちよりも伸びたことに対して、ピグマリオン効果と名付けたことに対して発します。
本当は知能テストに関係なく、ランダムサンプリングで選ばれた生徒たちであったにも関わらず、
知能が高いと信じ込まされた教師たちの期待ゆえに、本当に伸びてしまったのです。
その後の研究によれば、伸びるとされた生徒とその他の生徒に対する教師の態度に違いがあり、前者に対しては明らかに期待していることがわかるような言動が見られました。
それを生徒たちは肌で感じ、期待に応えるべく頑張ったというわけです。
ピグマリオン・マネジメント
それをヒントにしたのがピグマリオン・マネジメントです。
一例として
マネージャーの期待が部下や部署のパフォーマンスに与える影響に関する事例により、次のような事実が明らかになってきたといいます。
①マネージャーが部下に何を期待し、またどのように扱うかによって、部下の業績と将来の昇進がほとんど決まってしまう。
②優れたマネージャーは、「高い業績を達成できる」という期待感を抱かせる能力を持つ
③無能なマネージャーは、そのような期待感を植え付けることができず、その結果、部下の生産性も向上しない。
④部下は部下で自分に期待されていると感じていることしかやらない傾向が強い
初年度に会社から期待されたことと5年後の昇進との相関は0.72となっており、両者の間に非常に強い関係があることを見出した研究もあります。
したがって、モチベーション・マネジメントとしては、上司が部下に対して、期待の視線を投げかけ、期待していることが伝わるような声がけを心がけることが大切といえます。
世の中の上司のみなさん!部下の可能性を信じ大いに期待する度量と、マネジメント思考を持ちましょうねっ ホント大事ですよ!