仕事のやりがいは学習することでやる気を発見できる!

どーも!たかびこです!

今回の記事は、現在就いている仕事に対して

・辞めることを考えている

・転職を考えている

・そもそもやる気を見出せない

という人向けの"やる気"を出すキッカケづくりにしてもらいたいと思い執筆しました!

 

結論からいえば、仕事に関係する(可能であれば)ことで、興味もてそうなことを、学習・勉強する!というのが答えになります。

 

なんの行動もせず、思考停止状態で、やる気を見出すことは不可能です!

 

しかし、本質的な部分に視点を向けることで、やる気のスイッチが入るキッカケは作れるものです

 

では、さっそくみていきましょう!

 

心理的報酬

不遇でもやる気を失わない人の心の内は?

 

報われない時にもやる気を失わない?

一所懸命に工夫して納得のいくプレゼンができたと思ったのに、ライバル社とネームバリューが違いすぎて、

 

集中できないというようなことが続くと、モチベーションが低下し仕事が適当になってしまうものですが、相変わらず頑張り続けられる人もいます

 

上司と折り合いが悪く、成果を出しているのに評価してもらえない時など、やる気をなくしてしまうものですが、上司の評価などに左右されずに、前向きに仕事に取り組んでいる人もいます

 

業界全体が縮小傾向にあり、会社の業績が低迷し、がんばっても給料が上がらない、どころかボーナスが減っていく状況で、モチベーションが低下するのがふつうなのに、モチベーションを高く維持できる人もいます

 

そのような人は報われない状況の中、どのようにモチベーションを高く維持しているのでしょうか

 

そこで考えなければならないのは、報われるか報われないかの基準です。

 

多くの人は、

・商品が売れた

・企画が通った

・上司から高く評価してもらえた

・昇格した

・昇給した

・ボーナスが増えた

などといった外的成功が得られた時に報われたと実感します

 

逆に言えば、そのような外的成功にとらわれている限り、モチベーションを維持するの相当、難しいです

 

そのような状況でもがんばり続けられる人は、外的成功にあまり価値を置いていないのです

 

内的報酬に価値を置くからこそ、どんなときもモチベーションを維持できる

 

このような違いを整理するのに有効なのが、外的報酬と内的報酬を区別する視点です。

 

外的報酬とは、金銭報酬や地位報酬など、人や組織から与えられる報酬のことです。

 

それに対して、達成感とか充実感とか仕事そのもののやりがいとか、自分の内側からこみ上げてくるような報酬が内的報酬です

 

外的報酬に価値を置いている人は、がんばっても給料が上がらないときや評価してもらえないときにはモチベーションが下がってしまいますが、

 

内的報酬に価値を置いている人は、そんなことには関係なく仕事に没頭することができます

 

いわゆる、集中しているフロー状態のような感覚ですね

 

高度経済成長期には、頑張って働けば給料が上がるし昇進もする。という形で外的報酬に価値を置く人も報われましたが、

 

低成長時代になると分配すべき経済的資源も増加せず組織も収縮気味で金銭報酬や地位報酬でモチベーションの維持向上を図るのは難しくなっており、

 

組織の側も、個人の内的報酬をアピールする必要が生じています。

 

そこで、参考になるのが心理学者ドゥウェックが提唱した達成目標理論です。

 

それによれば、達成目標には業績目標と学習目標の2種類があります。

 

業績目標とは、自分の能力を肯定的に評価されたい、あるいは否定的な評価を免れたいという目標のことです。

 

一方、学習目標とは何か新しいことを理解したり習得したりして自分の能力を高めたいという目標のことです。

 

営業職の人が、

マーケティングの知識やコミュニケーション力を身に付けて営業力を高めたい」

と思う場合と、

 

「担当商品をたくさん売って営業成績を上げたい」と思う場合では、

努力の方向がずいぶん違ってきます。

 

後者の方が目先の業績は上がるかもしれませんが、長い目で見たら前者の方が力をつけてくるはずです。

 

教育の場でも、資格取得のために勉強している人は、試験に出そうな用語を暗記する勉強が中心となり、

 

資格と関係なく、その分野を極めたいと思って勉強している人と比べて、どうしても学びが浅くなりがちです

 

そこにあるのは結果を重視するか、自分の能力向上や熟達を重視するか、といった違いです。

 

仕事ができる人は学習目標を持つ

 

業績目標をもつ人物は、自分が周囲からあるいは上役からどのように評価されるかに強くこだわります。

 

それに対して、学習目標を持つ人物は、自分の能力の向上や成長を強く求めます。

 

その結果、両者の能力開発には大きな違いが出てきます。

 

業績目標をもつ場合、

・能力を高く評価されたい

・できない人物とみなされたくない

といった思いが強いため、できそうなことには積極的になれても、ハードルの高い課題や慣れない仕事には躊躇しがちです。

 

周囲からの評価にこだわるあまり、チャレンジ精神が萎縮してしまうのです。

 

一方、学習目標を持つ場合は、必要な知識やスキルを獲得して能力を高めたいと思い、貪欲に学んでいきます。

 

結果にこだわる気持ちよりも、

・能力を高めたい

・成長したい

という思いの方が強いため、ハードルの高い課題や慣れない仕事にも、

「これも勉強だ」「成長するチャンスだ」

と積極的にチャレンジできます。

 

そして、多くの研究により、仕事のできる人は業績目標でなく学習目標をもつタイプであることが証明されています。

 

ゆえに、本人は内的報酬(やりがい)を得られるように、【仕事に関わることがら】の中で興味・関心をいだける、若しくは、いだけそうなコトを探してみてはいかがでしょうか?

 

また、全く仕事に関係ないようなことでも、ひょんなことから、活かせる!ということもよくある話。

 

今何をしたいか?にスポットを当てて探ってみるのも、おもしろいかと思います。